日々の生活や気候に影響されているってご存知ですか?
人によって生活習慣も異なり、体質も様々です。ということは、当然 日頃気を付けるべきことも一人一人違ってきます。まずは、あなたの体質を知って、生活習慣を見直してみましょう!
・顔が蒼白い、はつらつとした表情がみられない
・呼吸が浅く、息切れしやすい
・疲れやすく無気力である
・風邪を引きやすい
・汗っかきで、自分だけ汗ばんでいる
・イライラしやすく怒りっぽい
・目が充血しやすく、顔がほてる
・寝つきが悪い
・耳鳴り、頭痛・片頭痛の痛みが激しい
・のどが乾きやすい、つまったような感じがある
・血色が悪く、唇や爪の色が白い
・眠りが浅く、夢をよくみる
・疲れ目・かすみ目がある
・髪の毛が細くて痛みやすい、艶がない
・手足のひきつれ(こむら返り)や痺れ
・唇や爪が紫色で暗い
・皮膚が乾燥して荒れやすく、ざらついている
・針で刺すような痛みがある
・静脈瘤がある
・目の下にクマができる
・痰が多く、口が粘る
・身体が重だるい、浮腫みやすい
・ろれつが回りにくい
・吐き気や嘔吐しやすい
・胃のつかえ感がある
1~2個 当てはまる…その体質の傾向があります
3~5個 当てはまる…その体質であるといえます
では、どのような体質なのか?
どういうことに注意すべきなのか?
気が不足している状態です。気とは動かす力、生命活動を維持するエネルギーのことです。そのエネルギーが不足すると、何をするにも意欲が低下して思うように動けなくなってしまいます。気は朝に作られるもので、気虚タイプには朝が苦手な方が多い傾向があります。
まずは規則正しい生活と食事、つまり、自然と同じリズムの生活を心がけましょう。気を補うためには胃腸の働きを高め、栄養の吸収を良くすることが大切です。胃腸の負担になる消化しにくい食べ物は控えましょう。また、気には身体を温める作用がありますので、身体を冷やさないように心がけ、疲れが残るような運動は避けるようにしましょう。
気の流れが滞り、部分的に詰まってしまっている状態です。仕事による緊張や精神的ストレスなどによって気の巡りが悪くなってしまいます。本来、気は運動性に富み、身体中を巡っているものなので、その流れが悪くなると様々な不調が現れます。
気分転換で、胸やお腹に溜まったストレスを放出しましょう。ストレス解消は大切ですが、飲み過ぎや食べ過ぎには要注意!無理なく上手にストレスを解消してください。また、呼吸が浅くなりがちなので、普段から深呼吸を心がけ、運動やストレッチ、マッサージなどで全身の気を巡らせましょう。
血が不足している状態です。血とは栄養のことです。血が全身を巡ることで、あらゆる組織に栄養を行き渡らせています。また血は、心(精神活動)にも関係していますので、不足すると睡眠にも影響がでてきます。
血は夜に作られるものなので、夜 安心して眠ることが大切です。夜更かしは要注意!また、目の使い過ぎは血を消耗しますので、長時間のパソコンやスマートフォンは控え、小まめに目を休めましょう。栄養を補う必要があるので、栄養価の高い食材(ひじき、レバー、プレーンなど)を摂りましょう。
外傷(打撲や捻挫など)での出血により、体の血の流れが滞ったり、血がドロドロしていて全身への巡りが悪くなっている状態です。血の流れが滞ると冷えやすく、新陳代謝や免疫力が低下し、肌の状態に大きなな影響を与えるため、老化の促進にもつながります。
骨盤を動かし血行を良くする体操や、ウォーキングをして全身の血の巡りを良くするように心がけ、入浴はシャワーで済まさずに湯船に浸かるようにしましょう。また、食事では塩分と脂肪分の摂り過ぎに注意して野菜をたっぷり多めに摂り、冷たいものの摂りすぎには気を付けましょう。
身体の各組織を潤している水(津液)の流れが滞り、余分な水分が停滞している状態です。水分を過剰に摂りすぎたり、代謝が落ちて老廃物が溜まってしまっています。このタイプの方には、運動不足、アルコールの摂取が多い、味の濃い食事を好む傾向がみられます。
有酸素運動をして代謝を高めたり、軽く汗をかく程度の運動をする習慣をつけましょう。特に水を溜め込みやすい甘い、塩辛い、生ものなどの食べ物は控えましょう。また、冷たい飲み物、アルコールやコーヒーなど余分な水分の摂りすぎに注意し、水を巡らせるにはスイカや梨、もやし、キュウリなどの食材を積極的に摂るように心がけましょう。
舌の粘膜は薄く透明なので、身体を流れる血液の色がよくわかります。舌にあらわれる特徴や色によって、今の身体の状態を推し量ることができるんです!ぜひ一度、鏡を手にして見比べてみてください(*^^*)
今日から生活習慣を見直して、これからの夏の暑さに負けないように健康な身体を作っていきましょう!
気の流れを良くするツボ、全身の血流を良くするツボ、胃腸の働きを整えるツボ などなど…ツボにも色々な性質があります。ということは、体質によって適するツボが異なるんです!
それぞれの体質に効果のあるツボ、ツボの探し方・刺激の仕方をお伝えします♪♪
( 本院:橋本、石谷 )