治療日誌

野球障害 肘ver

2017.06.20

たいが鍼灸整骨院 院長 尾崎です(^^)

これからの風物詩のひとつとして高校野球があげられます(^^)

高校球児も日々努力し甲子園の切符を手にしようと必死に練習に取り組んでいますね!最後の夏!悔いが残らないようにしてほしいですね(^^)

 

自分も小学生~高校生、現在も草野球でプレーし続けているので

この時期は楽しみで仕方ないです(^^)♪♪

 

 

そこで今回は野球に関する内容をお届けします!

 

野球をされている子供さんがおられる方に質問です。

野球障害」

という言葉を聞いたことがありますか??

 

???  ってなりますよね〜

 

 

野球障害」とは

野球を繰り返しすることによって痛みがでる体の変化のことです。

 

次に、野球選手が痛める場所で一番多いのがどこかご存知ですか??

 

それは「」です!

 

最近ではメジャーリーガーのダルビッシュ有投手や田中将大投手などが肘の手術をしたという話を聞いたことがあるかもしれません。

プロ野球選手やメジャーリーガーでも肘を痛め、手術にまで至るケースがあるのです。

 

 

そこで小学生や中学生の子供さんからが痛いって言われたことはありませんか?

少なからずあるとは思います。

小学生や中学生の時期の野球肘は早期の治療開始重要になってきます。

治療せずに痛みを抱えたままプレーし続けるとそれこそ剥離骨折といった骨折や肘の靭帯損傷に繋がり、手術をしないといけないということになったりします。

 

そこでなぜ「」が痛くなるかです。

その原因としては、

1.過度な投球数 (投げ過ぎ)

2.投球フォーム

この2つが大きく関わってきます。

 

<過度な投球数について>

子供の成長と伴った投球数であれば、痛みがでることもありませんが、それ以上のことをしてしまうと痛みがでる可能性がグンと上がります!

 

<投球フォームについて>

正しい投げ方で投げないと肘にストレスがかかり、肘を痛める原因になります。

 

 

それでは正しい投球フォームをお伝えします♪♪

正しい投球フォームでは肘の位置でなく、手の位置が大きく違います。

この手の位置が重要なのです!!

 

悪い投球フォームの場合は手の位置が体から離れてしまい、力で投げてしまう為、肘にもの凄く負担がかかります。

しかし、正しい投球フォームでは手の位置が体に近く、肘から前にでて、体のひねりを使って投げられる為、肘にかかる負担が少なくなります。

 

この正しい投球フォームで投げられるようになると肘にかかる負担を減らし、痛める要因も減らすことができます。

ですので正しい投球フォームを身に付けるようにしていくことが必要になってきます!!

 

 

※最後に野球肘のセルフチェックをお伝えします。

☆肘全体のセルフチェック

肘を曲げた状態から、肘を伸ばしてください。

伸びが悪かったり痛みを感じる場合は肘のどこかに異常が見られる場合があります。

 

☆内側セルフチェック

その1

肘の内側に、骨のでっぱりがあります。骨のでっぱりから少しずらして押さえたときに痛みがあるか、痛みがある場合は異常が見られる場合があります。

 

その2

肘を曲げて、外側にゆっくりと曲げていきます。痛みがある場合は肘の内側に異常が見られる場合があります。

 

☆外側セルフチェック

肘の先端から外側が野球肘の外側障害で痛くなるところです。左右比較してください。

 

☆後方セルフチェック

肘全体のセルフチェックと同じで、肘を曲げた状態から肘を伸ばして痛みを感じる場合は後方に異常が見られる場合があります。

 

 

上記のようなセルフチェックもありますので日頃からチェックしていき、異常がないかの確認をしていくのも大切になってきます!

 

これからの時期は試合数も多くなったり、怪我をする可能性が高くなっていきます。

怪我、痛みを感じた場合は早期治療開始をして少しでもはやく、復帰し、また全力でプレーできるようにしていきましょう(*^o^*)

 

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