たいが鍼灸整骨院 院長 尾崎です。
11月も残りわずかになってきましたね~
日が経つのもあっという間ですね!
先日、大阪の府民共済アリーナでおこなわれたバトントワーリングの関西大会に帯同させていただきました。
天理高校のバトントワリング部のトレーナーとして関西大会に帯同させてもらうのは2回目で
去年も感じましたが、程よい緊張感を感じられました。
天理高校も今年からコーチの方が変わり、去年・一昨年とはまた違った演技内容でした♪♪
今年も去年・一昨年に引き続き、
関西大会が近づいてくると、練習もハードになってどこかを痛めたり、怪我をしたりと
なにかしら症状を抱えながらの状態になってきます。
これはどのスポーツでも同じことが言えます。
練習量と体のケアがイコールになっておらず、練習量のほうがだんぜん多いのです。
こうなれることが一番の理想です。自分自身でのストレッチや入浴等でできる体のケアもあります。
その中で入浴で疲労回復に効果的なものが・・
と言われる方法があります。みなさん聞いたことありますか??
温冷交代浴とは・・
交代浴とは、簡単に言うと温かいお湯と冷たい水を交互に浴びる入浴法のことです。
交代浴では、入浴が促す自律神経への刺激と血管の伸縮作用による血行促進を利用します。
血行が良くなることで、疲れの原因となる乳酸や、体にたまった疲労物質を素早く取り除くことができます。
自分の自然治癒力を最大限に生かす方法で、自律神経の働きを活発にして生理機能を高めることにもつながります。
入浴する前に:必ずコップ1杯の水分補給をしてください。
手順1:40℃〜42℃のお湯に1〜2分ほどつかる
手順2:10℃〜15℃の冷たい水に1〜2分ほどつかる(水シャワーの場合は10秒〜30秒ほど浴びる)
手順3:手順1〜2を6〜12分間ほど繰り返す
入浴後は:身体に負担がかかる入浴法のため、リラックスしてしばらく安静にしてください
最初は、水風呂がかなり冷たく感じるかもしれませんが、その場合は無理をせず、温かい湯船に移ってください。
回数を重ねるうちに、血行もよくなり冷たさが心地よく感じるようになります。
交代浴に慣れないうちは、手や足だけ冷たい水を浴びる「部分浴」でも効果が感じられます。
<血流を良くして疲労回復>
熱いお風呂に入ると、私たちの身体は体温の上昇を防ごうとし、血流量を増やして体熱を逃がそうとするために、
毛細血管が太く広がります。逆に、冷たい水風呂に入ると、体熱の放出を防ぐために、毛細血管は収縮します。
交代浴をすることで、毛細血管の拡張と収縮が交互に行われ、血管のポンプ作用が活発になります。
血管のポンプ作用で血流が良くなり、疲労物質である乳酸や老廃物などの疲労物質を取り除くことができます
<自律神経の乱れを整える>
自律神経は、身体の緊張を解きほぐしリラックスさせる「副交感神経」と、
血の巡りを活発にしエネルギーを充満させる「交感神経」が交互に切り替わってバランスを保っています。
温かいお湯は副交感神経を、冷たい水は交感神経を刺激します。
交代浴によって、副交感神経と交感神経を交互に刺激することで、自律神経の働きを高めたり、
バランスを整えることができます。
<入浴後はストレッチのゴールデンタイム>
入浴後の体が温まっている時は、筋肉がほぐれて伸びやすくなっている状態です。
入浴後にストレッチをすることで、普段以上の柔軟効果を得ることができます。
血行が良くなり筋肉が柔らかい状態でのストレッチは、体への負担も少なく脂肪燃焼効果も高まります。
無理をしすぎてしまうとかえって筋肉や筋を痛めてしまいます。
また、血行が良くなったり普段よりよく伸びていることで痛みの感覚がわかりづらくなっている場合もあります。
ストレッチは痛みを感じる前の気持ちがいい範囲で行ってください。