治療日誌

肉離れについてのあれこれ

2018.08.21

こんにちは!本院の久保です。

学生の方は夏休み楽しんでいますか?部活動に入っている人は毎日練習に行っていることでしょう(汗)💦

ところで、スポーツ中などに起こりやすい怪我に肉離れが挙げられます。

なったことがない人も一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

肉離れとは、急激に伸ばされることによって起こる筋繊維の損傷です。

肉離れになりやすい条件

⓵運動前のストレッチ不足・・・スポーツ前にしっかりとした準備をせず体温が上がらず血のめぐりが良く ない状態で激しい動きをすると筋肉にかかるストレスが大きくなります。なので日頃からストレッチをして柔軟性を高めておくことが重要になります。

⓶筋肉の疲労・・・スポーツ後や疲れた状態で踏み切ろうとしたときもいつもと同じようには筋肉は収縮してくれず筋断裂をおこしてしまいます。

 

肉離れを起こしやすいスポーツとして、短距離走のスタートダッシュ、バレーボールのスパイクジャンプ、野球のベースランニングなど、瞬発的な動作でその時に筋肉に急激に引き伸ばされるような力が働いた時によってが多いです。

 

肉離れの重症度レベル

Ⅰ型:筋線維の断裂は見られません。筋肉の伸長によって損傷部に不快感や違和感、痛みはありますが、1~2週間でスポーツを再開することが出来ます。

Ⅱ型:筋肉の部分断裂損傷。一般的に言われる肉離れがここに分類されます。圧痛時に腫脹がみられ、痛みのため力を入れられないことがあります。損傷程度によって異なりますが、平均して約6週間くらいはスポーツ復帰にかかることが多いです。

Ⅲ型:完全に断裂しているもの。損傷部位っを触ると陥凹があり、強い圧痛が出現します。よって力をいれることは出来ません。受傷してから24時間前後に損傷部から先のほうに内出血がみられることがあります。スポーツ現場では筋肉の繊維が一度にまとまって断裂することは少なく、Ⅱ型程度の損傷を繰り返すことによって起こると考えられています。状態によっては完治まで数ヶ月を要することもあり、場合によっては手術が必要になることもあり、そうなるとスポーツ復帰はさらに先になります。

肉離れの適切な処置としてはまず、RICE処置をします。R(安静)I(冷却)C(圧迫)E(挙上)の中でも特に安静と冷却がとても重要になります。受傷後1週間は患部の炎症を抑えるために氷袋などで冷やしましょう。

受傷直後から患部を軽い肉離れだから大丈夫と判断して、放っておくと本来はもっと早く治るはずのものでもぐずぐずと痛みが長引いてしまったり、完治せずに瘢痕組織として残ってしまったりして柔軟性が低下することがあります。そうなると、例えストレッチをしたとしても元の柔軟性を取り戻すのは非常に困難になります。普段は痛くなくても運動すると痛くなる・・・。そうなると困りますよね(・・;)

そもそも、肉離れにならないようにするためには運動前と後の入念なストレッチが重要です。たかがストレッチ、されどストレッチです!面倒臭がらず、運動前後のストレッチをいつもよりも少し念入りに、じっくりやってみてはいかがでしょうか?

 

 

 


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