皆様、おはようございます。本院の土肥です。
今回は、ちょっとのどが痛なぁとか、風邪かな?という時に、その原因を知るための基準を少しご紹介します。
〈かぜ〉
〈アレルギー性鼻炎・花粉症〉
〈インフルエンザ〉
●アレルギー性鼻炎
おもに、アレルギーの症状を引き起こす物質(アレルゲン)を吸い込むことにより発症します。
花粉やダニ・ハウスダスト、ペットの毛やフケ、カビなどがあります。
●かぜ・インフルエンザ
おもに、ウイルスの感染により発症します。
⇒かぜ
ライノウイルス、アデノウイルス、RSウイルス、パラインフルインザウイルス、
エンテロウイルスなどがあります。
⇒インフルエンザ
インフルエンザウイルス(A、B、C型)
〈かぜ〉
症状を抑えたりやわらげたりする薬で治療します(対処療法)。
〈アレルギー性鼻炎・花粉症〉
アレルゲンを避け、発症しないようにします。
症状が出たら、抗アレルギー薬などで治療します。
〈インフルエンザ〉
抗インフルエンザウイルス薬で治療します。
●手洗い
ウイルスや花粉などをこまめに洗い流しましょう。
せっけんを使って15秒以上ていねいに洗い、清潔なタオルで水を十分ふき取りましょう。
●うがい
ウイルスや花粉を洗い流すことができます。
こまめに行いましょう。
●マスク
花粉などアレルゲンの吸入や、ウイルスの飛散を防ぎます。
目的に合ったマスクを選んで、しっかりつけましょう。
●生活
栄養・睡眠を十分にとり、疲れをためないことが大切です。
日頃から、適度な運動や規則正しい生活を心掛けましょう。
●そうじ
アレルギーでは、原因アレルゲンを取り除くことが大切です。
生活空間をこまめにそうじしましょう。
●予防接種
インフルエンザでは、ワクチンの予防接種が効果的です。
花粉症は、花粉が原因となって起こるアレルギーの病気です。
初期にはかぜと似た症状(くしゃみ、鼻水、鼻づまり)がみられます。
簡単な検査で原因を調べることができ、早期に治療することで、
症状をおさえたり、やわらげたりすることができます。
花粉の種類や飛ぶ時期を知り、予防や対策が必要です。
鼻症状が気になる時は、お医者さんに相談して
何のアレルギーかを知ることも大切です。
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かぜやアレルギー性鼻炎、インフルエンザなど、
症状が似ている場合がありますが、原因はそれぞれ
違うのですね。
症状には個人差もあります。
かかりつけの医療機関に相談することが大切ですね。
当院では、花粉症のはり治療もございます。
ご相談も承っておりますので、お気軽にお問合せ下さい。