治療日誌

歯を磨こう!!

2019.02.05

おはようございます。受付の土肥です。

今回はタイトルの通り、「歯」について調べてみましたので、ご紹介します。

 

●歯周病って何?

「歯周病」という言葉をご存知ですか?

聞いたことはあるけど、あまり自分には関係ないかな、と考えている人も多いと思います。

でも実は歯周病はほとんどの成人がかかっている国民病といわれているそうです。

では「歯周病」について理解を深め、早め早めの対策、正しい予防を行えるよう意識を高めましょう。

 

☆成人の約8割は歯周病にかかっています

歯周病は、歯垢(プラーク)の中の歯周病菌が歯肉に炎症を起こす細菌感染症

進行すると歯を支える骨が破壊され、歯を失うこともあります。

成人の約8割がかかっている国民病です。

 

☆歯を失う原因1位 さらには全身の健康に影響

日本人が歯を失う原因のトップが歯周病。

自覚症状が少ないため気づかないうちに進行してしまいます。

さらに慢性的に歯周病にかかっていると脳卒中や糖尿病などにも影響します。

 

☆歯周病ケアは今日から始めましょう

重度の歯周病は30代~40代から増えはじめます。

また初期症状は10代にもみられますので、歯周病予防に早すぎることはありません。

今日から始めましょう!

 

☆歯周ポケットを清潔に保ちましょう

歯周ポケット⇒歯と歯ぐきのすき間のこと。

歯周ポケットには歯垢がたまりやすく細菌が増殖することで歯周病が進行します。つまり予防にはこの歯周ポケットを清潔に保つことが大切だということです。

 

☆歯周病は早期発見、早期治療が大切

初期の歯周病であれば歯科の専門医の指導による適切な歯磨きで、進行を抑えて、症状を軽くすることができます。

重症になると外科手術が必要になることも。早期発見、早期治療が大切ですね。

 

●歯周病、あなたは大丈夫ですか?

早期発見のために、セルフチェックをしましょう。

①朝起きたとき、口の中がネバネバする。

②歯磨きをしたときに、出血する。

③口臭がある。

④歯肉が赤く腫れている。

⑤かたい物が噛みにくい。

⑥歯と歯の間に食べ物がよく挟まる。

⑦歯が長くなったような気がする。

⑧前歯が出たり、歯と歯の間にすき間がでてきた。

⇒一つでも当てはまる場合は歯周病を疑いましょう。

 

●歯周病予防の歯磨き

いつまでも自分の歯で食べられる豊かで健康的な暮らしには歯周病の予防は欠かせません。

そこでおすすめするのが歯磨き習慣です!!

 

<5つのポイント>

❶歯磨きはやわらかめのハブラシで丁寧に

歯ぐきを傷つけないように、やわらかめのハブラシを選びましょう。

歯は、1本あたり20秒かけて磨くのが理想的。

実は、9分20秒が歯磨きに必要な時間なのです!

ハブラシは小刻みに動かし、1本ずつ丁寧に磨くことが大切です。

❷ハブラシは歯に90度の角度に当てる

歯磨きはハブラシを当てる角度も大切。

毛先を直角に歯に当てるので、歯の側面に毛先をしっかり当てて磨くことができます。

力を入れすぎず、軽い力で磨くこと。ゴシゴシ磨きは禁物です。

❸歯垢の残りやすいところは丁寧なケアが必要

しっかり磨いたつもりでも歯垢は残りがち。奥歯、歯並びの悪いところ、歯と歯の間、歯と歯ぐきのすき間の歯周ポケットなどは丁寧に歯磨きをしましょう。

❹歯と歯の間の歯垢除去は歯間ケアグッズで対処

歯周ポケットの歯磨きも大切ですが、歯と歯の間の歯垢除去も忘れず行いましょう。

歯間ケアにはいろんな専門ケアグッズがありますので、自分に合うものを選んで、歯と歯の間を清潔に!

❺寝る前にはナイトケアを集中的に行いましょう

歯周病菌が増えやすいのは就寝中です。そこで寝る前には、殺菌成分配合のハミガキ剤やデンタルリンスを使うなど、細菌を増やさないケアを。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

歯周病予防は本当に大切ですね。

歯磨きを意識してきちんと習慣づけたいものです。

 


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