治療日誌

「歩み」と「血管」の関係‼️

2019.09.17

 

受付の増田です。

今回は、歩みと血管の関係について調べてみました。

まずはウォーキングのメリットを紹介します 。

毎日ウォーキングを続けることで

① 記憶の低下を防ぐ

②血圧が下がる

③心臓発作のリスクが下がる

④肺がんを予防する

⑤骨を強くする

⑥脂肪の蓄積を防ぐなど

ウォーキングは、いいことがいっぱいです。

 

実は、 全く関係がなさそうに感じる「歩み」と「血管」には密接な関係がありました。

健康維持、寝たきり予防など、すでにウォーキングを取り入れている方もいらっしゃいますが、実は、歩くことの健康効果はそれだけではありません。

歩くだけで血管が丈夫になることが期待できます

血管には、「動脈」「静脈」「毛細血管」の3種類があります。

若い頃はしなやかな血管も加齢によって弾力が失われ、硬くなっていきます。

すると血液がスムーズに流れなくなり、血管系の疾病の原因になります。

でも歩くことで、このような血管の老化を防いだり、血管を改善して、さらに新しい血管を増やすことができます。

つまり、日常生活の中で、なるべく歩くようにするだけで血管力がアップして、血管が丈夫になる効果が期待できます。

 

歩くだけで血管が丈夫になる理由

歩くと、特に第2の心臓とも言われる脚の筋肉の収縮によるポンプ作用が活性化し、血流が増加します。

血流が増加することで刺激された血管はしなやかになり、血液をスムーズに循環させる機能を高めることができます。

 

歩くと血管がしなやかになる理由

 

血流が増加すると、血管と血液の摩擦が増え、内皮細胞から一酸化窒素が分泌されます。一酸化窒素が血管の平滑筋に働きかけると、筋肉が緩み血管が広がり、血圧が下がります。

また血管内のこぶや血栓ができる原因を取り除くので、その結果、血管がしなやかになります。

 

血管を丈夫にする方法

それは速く歩くことです。

速く歩くと筋肉への負荷が大きくなり、特に脚の筋肉が増加して、よりポンプ作用が活性化します。

さらに血管の拡張機能も高まり血流が隅々まで行き渡り、末梢血管が増加。

動脈硬化など、心臓血管系の病気の予防効果もより高まります。

 

歩くだけで、血管力アップ

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速く歩くとさらに血管力アップ

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新しい血管の増加を促進

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心臓血管系などの病気の予防効果も向上

 

 

血管を丈夫にする歩き方

①背筋を伸ばして遠くを見る。

②しっかりと地面を蹴る。

③後ろ足の裏で、地面の感触を意識しながらしっかりと蹴りましょう。

★辛くなったら無理せず、歩くことを楽しんで。自分のできる範囲で続けることが大切です。

 

* インターバル走行で歩く速度を上げてさらに血管力アップ

 

いきなり早く歩くのはしんどい、、、

という方は、インターバル走行を

①まずは3分普通の速度で歩き、

②次の3分はスピードアップをする

③これを何度か交互に繰り返します。

スピードアップ時に、瞬間的に脚の筋力で強い負荷がかかることで、普通の速度で歩くより血流が良くなります。

さらに普段動いていない筋肉も刺激できるのでお勧めです。

慣れてきたら坂道や階段にもチャレンジしましょう。

足の筋力も鍛えられて血管力もアップしますよ。

 

 

★加齢に伴う筋力の衰えで低下した歩行速度の維持・上昇に役立つ食品成分とは!

・筋力成分

複数のアミノ酸が結合したもの(ペプチド)の一種でアンセリンが代表的。

マグロやカツオに多く含まれる。

・軟骨成分

サメなどの軟骨に含まれるコンドロイチン・ヒアルロン酸の原料になるグルコサミンなど。

カニの甲羅やエビの殻などに多く含まれる。

結論

今年の秋はから、是非ウォーキングを初めてみましょう

まずは、30分インターバル歩行で、歩く速度を意識しながら、美味しい空気を吸いながら歩いてみてください。


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