治療日誌

深呼吸のすすめ。

2019.11.12

ひのうえ鍼灸整骨院、竹村です。

10月から、たいが鍼灸整骨院より異動してきております!

どうぞよろしくお願い致します。

 

11月に入り、朝晩寒いくらいに冷えてきましたね。

みなさんはカゼひいてませんか?

僕も毎年だいたい11月に、一回はのど痛や咳などカゼ的な症状におそわれます。

気温差など季節の変化に弱いんですよね

そういう外界の変化に弱い人は、体を守るバリアエネルギーを良い状態に保つことが大事です。

それには睡眠や休息、食事を大切にして、日頃からエネルギーを蓄えておくことが大切です。

 

東洋医学では、このバリアエネルギー(陽気、衛気)は肺」によって全身にめぐらされているので、肺を元気に保つ呼吸がポイントになってきます。

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何かに集中しているときにうっかり呼吸がとまっている、または呼吸が浅くなっていることは、1日の中でもけっこうありますよね。

ここでいったん深呼吸!

そう、「深呼吸」がすごく大事なんです。

深呼吸で肺をしっかり動かして、エネルギーをめぐらせるようにしましょう!

 

もう少し「肺」を東洋医学的にみていきますと、

東洋医学での「肺」とは、呼吸だけを行うのではなく、体液のバランスと皮膚の調整、発汗、体温調節などにも関与しています。

 

肺が弱い人は、乾燥に弱く、辛いもので咳が出やすい、便秘になりやすい、むくみやすい、顔色が白っぽい、カゼをひきやすいなどの症状がみられます。

 

肺は白色と関係しており、白い食べ物(豆腐、豆乳、白菜、じゃがいも、ゆり根、りんご、梨、白ごまなど)には肺をうるおす性質があります。

また、肺は「肌」を管轄しており、肌をみずみずしく保つには肺を丈夫にすることが重要です。

上記の白い食べ物は肺をうるおし、さらに肌をうるおすと考えます。

 

そんな「深呼吸法」をご紹介します。

1、まずは立って肩を回します。そうして肩回りの筋肉の緊張をときます。

2、次に、腕をあげ、あごをあげて空や天井を見て、鼻から大きく深呼吸しましょう。

深く呼吸するには、まず吐ききれる限り息をゆっくり吐きだしてから、吸い始めてください。

3、ゆっくり吸って空気が鼻を通って気管支を通り、肺に広がり、それから全身をめぐるのをイメージします。

吐き出すときは、手をおろし、体内をめぐって汚れを回収した空気を吐き出すイメージで行いましょう。

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深呼吸は緊張をやわらげるためにも、ストレスを緩和するためにも効果的です。

とくに朝日を浴びながらの深呼吸は、太陽から1日の活動エネルギーを取り込むためにもとても大切です。

朝起きたらカーテンを開けて、できれば窓も開けて深呼吸してくださいね。

 

ただし、これからの季節の乾燥した空気は、うるおいを好む肺には負担になるので、マスクなどを活用して肺を守ってくださいね。

 

 


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