おはようございます。受付の土肥です。
今回は、「便秘」について調べてみました。
→このような便秘のつらい症状を解消して、快適に過ごしたいものです。
食べたものは、腸内を通るときに大半の水分が吸収され、残りかすが適度な硬さの便として排出されます。しかし何らかの原因で水分が体に多く吸収されると、便が硬くなってしまいます。また便が肛門の近くまできていても、うまく排出できない場合もあります。
〈二つのタイプ〉
→便意はあるけど、うまく出せない
→もう何日も便が出てなくてつらい
日本では男性2.5%、女性4.6%の方が便秘を感じていると報告されています。
また、便秘は加齢とともに増加し、若いうちは女性に多く見られるようですが、高齢者では男女差がありません。
子どもの便秘も珍しいことではなく、小学生の18.5%が便秘に悩んでいるという報告もあります。
〈便秘の原因〉
上記のように、食事の量が少なかったり、運動不足だと便秘になりやすいと考えられています。精神的なストレスも便秘を引き起こす大きな要因であることが知られています。
また、大腸の動きが悪くなったり、便を出そうといきんだときに直腸の筋肉をうまく緩めることができなくなると便秘が起こりやすくなります。
このほか、何らかの病気の治療薬で便秘になることもあります。まれに大腸がんなどの腸の病気が原因で便秘になることもあります。
年をとるにつれてこのような様々な原因が重なりやすくなり、高齢者では食事の量が減ることも一因となって、便秘になる人が増えてしまうのです。
〈子供の便秘〉
母乳・ミルク不足、汗のかきすぎ、かたよった食事は便秘の原因のひとつになることがあります。
また食事の変化(母乳→人工乳、離乳食の開始)によっても便秘が起こりやすくなります。
排便を我慢することも、便秘の大きな要因です。我慢すると便は腸にたまり、ますます硬くなってしまうという『便秘の悪循環』が生じるおそれがあります。
→日ごろから水分をあまり取っていない人は、水分不足にならないように気をつけましょう。
→適度な量の食事をバランスよく取りましょう。
→ジョギングなどの活発な運動は腸の動きを高めて便通をよくするといわれています。
日ごろから無理のない範囲で、運動や早歩き、ウォーキングなど、体を動かすことを心がけてみましょう。
→食後にトイレに行く習慣をつけましょう。また、普段から規則正しい生活を心がけ排便リズムを作ることも大切です。
→排便をがまんすることが多いと、便秘が悪化しやすくなります。レインを感じたらがまんせず、トイレに行くようにしましょう。
腸や体の他の部分に他の病気があって便秘になることもあります。便秘の症状に加えていろいろな症状がある場合は早めの治療が必要ですね。
「便秘」は体からの何かしらのサインですね。
日頃からの習慣で毎日を快便快適に過ごしたいものです。