皆さん、こんにちは!
ひのうえ鍼灸整骨院です。
新型コロナウイルスの報道が毎日されていますね。
感染予防対策として
・手洗い
・アルコール消毒
・マスク着用などの粘膜保護
・水分補給
・睡眠
・バランスの取れた食事
・体を温める
があります。
今回は《免疫力を上げる》部分を詳しくお伝えします♪
そもそも『免疫力』とは何でしょう?
免疫力とはウイルスなどの病原体から私たちを守る防御システム、つまり抵抗力や回復力のことで常に体中で働いています。
しっかりとした睡眠をとることは、疲労回復や栄養の吸収を高める効果があり、免疫力を上げることができると考えられています。また、睡眠不足になるとストレスを感じた時と似たホルモンが分泌され、免疫力を下げてしまうそうです。
・腸は独自の免疫システムによって体を守っているため(免疫細胞の約6割は腸にいる)、腸の環境を整えたり、働きを活発にする食品が免疫力アップに有効とされています。
・免疫細胞や皮膚・粘膜の材料となるタンパク質は、免疫力の土台を支える栄養素です。タンパク質が不足すると免疫細胞が減少して、抵抗力が落ちやすくなります。
・ビタミンA・C・Eなどの抗酸化ビタミンや各種栄養素を多く含む野菜には抗酸化作用があり、免疫細胞の数を増やしたり、活性化させる働きがあります。また各種ビタミンには病原体侵入の防護壁となって体を守ってくれる、皮膚や口、鼻、喉などの粘膜を丈夫に保つ働きもあります。特にビタミンCは不足しがちで損失もしやすいので、意識的に取り入れましょう。1つに偏ることなく、多種類の野菜を十分にとることが効果的です。
免疫力が正常に保たれる体温は36.5°C程度と言われています。免疫細胞は体温が上昇すると活動が活発になることがわかっており、免疫力は体温が1°C下がると約30%低下し、逆に1°C上がると一時的に最大5〜6倍アップするとも言われています。
効果的なのは「運動」と「入浴」。
室内でも出来る運動としてオススメなのが、腹式呼吸!
呼吸をすると筋肉が動き、筋肉が動くと体温が上がります。腹式呼吸は大きな筋肉=横隔膜が動くので、高い発熱効果が望めます。
鍼をすることにより、NK細胞やT細胞の移行を促進することが報告されています。NK細胞は、ウイルス感染した細胞を破壊し、ウイルスの排除を行う作用があります。T細胞には様々な種類が存在しますが、ここでは特にウイルス感染に関与する細胞傷害性T細胞を紹介します。細胞傷害性T細胞は、ウイルス感染した細胞を破壊し、そのウイルスを記憶、そして次に感染した時に迅速な対応を行えるようにする働きがあります。このような事から、鍼をすることにより細菌・ウイルスを排除し、次に同じウイルスに感染しても対応が早くなる可能性があります。
お灸をすることにより、マクロファージが活性化することが認められています。マクロファージとは、体に入ってくる異物(細菌など)に対して、貪食(異物を細胞内に取り込み、殺菌する働き)する作用があります。このような事から、お灸は細菌やウイルスの予防や感染後の進行を抑える可能性があります。
鍼灸治療を受け、免疫力を高めてはいかがでしょうか!
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