治療日誌

腸内環境を整えよう!

2020.04.28

皆様、おはようございます!

ひのうえ鍼灸整骨院です。

世界中で新型コロナウイルスが猛威を振るい、日本でも感染者は1万人を超えました。

日常生活では、手洗いやうがい、消毒、部屋の換気、外出時のマスクなど、、意識的な予防を徹底されている事と思います!

ウイルスなどから身を守ることはとても大切です。さらにウイルスに負けない為にも、免疫力を高める事も重要です。

 

◎免疫力とは

 免疫力とは、「疫(病気)を免れる力」のことです。

免疫は一度病気にかかったら二度とかからない、あるいは抵抗ができる生体反応です。

ウイルスや病原菌など、体にとっての異物が体内に侵入すると、体の免疫システムが働きます。そして侵入してきた異物から体を守ってくれます。さらに、体内で発生したがん細胞などにも対応します。

 つまり、免疫力が低くなると、がんやインフルエンザなどの様々な病気にかかりやすくなってしまうということです。

 それでは、病気にかからないようにするために、免疫力を高めるためにはどのようにすれば良いか?

 

◎免疫力に重要な腸?

 調べてみると、この様なお話がありました。

免疫力を高めるために腸が重要な働きをしている!?

 

 

◎腸内環境を整える

胃腸の働きが悪くなったり、腸内環境が悪化したりすると、全身に必要なエネルギー(気)を補うことができなくなります。

全身にエネルギー(気)が満たされていない状態では、疲れやすい、むくみや冷え、頭痛、肩こりなどの「不定愁訴」を招いてしまいます。

また、代謝も悪くなり、肌のトラブルや肥満にもつながります。

胃腸は口から食べた食べ物を消化・吸収する場所でもあり、体内に入ってきた食品と共にウイルスや病原菌などが侵入してくるリスクが高い場所でもあります。

そのため、腸内環境をよくすることは、免疫力アップに直接つながります。

 

◎腸の知られざる活躍

小腸には体内の免疫細胞の60%以上が存在しており、人体最大の免疫器官とされています。

腸の健康を保つことは、病気や老化の予防につながります。

最近の研究では、小腸だけでなく大腸にも免疫機能があり、さらに大腸にすむ腸内細菌が免疫力と大きく関係していることが分かっています。

腸の壁の内側には、免疫をつかさどっている免疫細胞が集中していて、体全体の免疫細胞の約7割が小腸や大腸に集まっているようです!

 

◎腸内細菌

腸内細菌は「善玉菌」「悪玉菌」そのどちらか多いほうに加勢する「日和見菌」の3種類に分けられます。

免疫力アップには、悪玉菌を減らし、善玉菌を増やす食生活を心がけることが重要です。

善玉菌

乳酸菌、ビフィズス菌など。悪玉菌の増殖を抑え、蠕動運動を促すなど体に有益な働きをする。善玉菌を増やすには、乳酸菌やビフィズス菌を含む食品を食事で取り入れることが大切。

悪玉菌

大腸菌、ウェルシュ菌など。発がん性物質を含む有害な物質を作るなど体に有害な働きもある。

日和見菌

日和見菌とは、「形勢をみて、有利な方につこうとする」意味。健康な人の場合、腸内細菌は善玉菌20%、悪玉菌10%、日和見菌70%のバランスで存在しているが、日和見菌は善玉菌と悪玉菌の強い方に味方するため、悪玉菌が優勢になると腸内バランスに大きな影響を与える。

 

 

疫力を高めるためには、腸の環境改善が重要で、腸の働きを活発にすることが大切ですね。

そのためにまず、栄養バランスの良い食事をすること!そして規則正しく食事をとることで、腸が活発に動き出します。

腸内の環境も免疫細胞の働きも、人によって大きく異なります。そのため、ある特定の食品を食べれば、免疫力が高まるというわけではありません。

また、ある人に効果があったからと言って、別の人にも効果があるとは限りません。

免疫力を高める効果のある栄養素を意識しながらも、バランスよく食べることが一番大切ですね。


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