梅雨真っ最中の湿気でしっとりな日々が続きますがいかがお過ごしでしょうか!
ひのうえ鍼灸整骨院の竹村です。
今年の梅雨はコロナ対策もあり、換気や消毒、マスクも必要となり、例年以上に蒸し暑さと湿気で体がしんどい方が多くみられます。
湿気が多いと体がだるいしイライラしますね。
そこで、今回は東洋医学的にイライラを考えてみましょう!
東洋医学で考えるイライラの原因とおすすめの食材をご紹介します。
思いや悩み、恋愛が成就しないときや欲求が満たされないときなどに起こりやすい「心火」によるもので、
いてもたってもいられない、焦り、動悸や不安、胸苦しいなど、胸のあたりの症状を感じる場合にあたります。
おすすめ食材は、すいか、ナツメ、にんじん、ゴーヤ、ピーマン、トマトなどです。
人間関係やプレッシャーなど精神的なストレスや怒りなどから起こる「肝火」によるもので、
ヒステリックな反応や耳鳴り、頭痛など、カーッと頭に血がのぼるような状態です。
おすすめ食材は、たこ、貝類、ゴーヤ、ごぼう、アロエ、グレープフルーツなどです。
落ち着かず、そわそわしたり、ちょっとしたことが気になったりと、明らかな原因がないのにイライラが持続する状態です。
これは、心火や肝火がずっと続いてしまい、慢性化したものです。
慢性化した心火や肝火によって体内で熱がこもってしまい、どろどろとした「痰熱」という別の熱を作ってしまいます。
特徴的な症状は、イライラや不眠、動悸に加えて、驚きやすい、痰が多い、吐き気、胸苦しい、めまいなどです。
これは、油っこい食べ物や、味の濃い食べ物、甘いものやお酒からも痰熱の原因になってしまいます。
おすすめ食材は、だいこん(生)、冬瓜、海藻、昆布、豆腐、豆乳などです。
東洋医学では体を陰陽でとらえますが、「陽気」が熱性で動的な働きをしますが、反対に「陰気」は寒性で静的な働きをします。
過労や長期間の病気、老化、大量の発汗などによって体内の陰的な働きである潤いが消耗して、熱の抑制ができなくなってしまった状態です。
とくに働きすぎや目の使い過ぎなど、疲れきった方によく見られる状態で、イライラや焦りに加えて、のぼせ、ほてり、口の渇き、寝汗などの症状がでます。
おすすめ食材は、なす、アスパラガス、レモン、みかん、りんご、黒豆などです。
潤いを生むと同時に熱を取るとされています。
☆イライラしないためには、
・普段からさっぱりしたもの、熱のこもらない食事を心がける。
・思い悩みすぎたり執着しすぎたりしない。
・深呼吸してほかのことを考える。
・心をやわらかく、穏やかに保つ。などなど
できそうでできないからイライラするのですが、
まずはできることからやってみましょう!
明日から7月。
梅雨明けはもう少しでしょうか。
今日もイライラせず深呼吸してまいりましょう^^
交通事故はだれにでも起こりうることです。
すべては一瞬のできごと。もし事故してしまったら…ご相談ください。
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