新型コロナウィルスや大雨災害など、、心配な日々が続いていますが、これからの暑い夏を乗りきるために、今回は、《体がよろこぶいい呼吸》について、調べてみました。
いい呼吸とは、腹式と胸式の両方を含む「深くゆっくりとした呼吸」のことです。
私たちは呼吸をしなければ生きていけませんが、呼吸の役割は生命の維持だけではありません。呼吸は感情と密接に関係していて、呼吸の仕方ひとつで心の持ち方も変わります。日頃、無意識に行なっている呼吸を見直しましょう。
呼吸のリズムを作るのは、脳の扁桃体と呼ばれる部位です。喜怒哀楽などの感情を生み出すのも同じ部位です。 深くゆっくりとした呼吸リズムは扁桃体にも伝わり、心が落ち着いてきます。
姿勢を保つ筋肉でもある脊椎起立筋などの背中側の筋肉は、深くゆっくりとした呼吸をすることで、背中側の筋肉をしっかり使うので、自然と姿勢がよくなります。
③ 肩や首の凝りが改善する
「肩で息をする」という表現があるように、肩や首の筋肉は呼吸にも使われます。深くゆっくりとした呼吸は肩や首の筋肉のストレッチになり、血流が促され、凝りが改善します。
「深くゆっくりとしたいい呼吸」で筋肉を大きく動かすと、脂肪がより燃焼し、代謝がアップします。
ストレスは交感神経と副交感神経のバランスを不安定にし、自律神経を乱します。「 深くゆっくりとしたいい呼吸」は、副交感神経を優位にし、自律神経を整えます。
*体操の3つのポイント!
(首と肩まわりをほぐす)
・ 鼻から息をゆっくり吸いながら、両肩を上げます。
・口から息をゆっくり吐きながら、肩を前側から後ろ側に下ろします。
( 重い頭を支えている首の筋肉を優しくほぐします。)
・ 鼻から息をゆっくり吸いながら、頭を左側に倒します。
・口から息をゆっくり吐きながら、元の姿勢に戻ります。
・反対側も同様に繰り返します。
( 胸の少し高いところを意識して、背中を丸めていきます。 )
・ 胸の前で手を組み、息をゆっくり吸いながら腕を前に伸ばしていき、背中を丸めます。
・ゆっくり息を吐きながら、元の姿勢に戻します。
( 体のバランスを取りながら全身を伸ばします。)
・ 頭の後ろで手を組み、鼻からゆっくり息を吸います。
・口からゆっくり息を吐きながら、手のひらを下にして腕を上げて背伸び。
・力を抜いて元の姿勢に戻し、ひと呼吸する。
(肩甲骨を意識しながら、胸を大きく動かしましょう。)
・腰の後ろで手を組み、ゆっくりと息を吸います。
・ゆっくりと息を吐きながら、両腕を後方に伸ばして胸を開きます。
・吐ききったら、元の姿勢にもどす。
◎各ストレッチは、3回が目安です、無理せずに続けてみましょう❗️
◎では、最後に、その場ですぐできる《深呼吸》をやってみましょう‼️
胸を広げゆっくりとたっぷり息を吸いましょう。次に、もっとゆっくりとしっかり息を吐き出しましょう。
心も体もスッキリして、暑い夏をのりきりましょう❗️
◎当院では、新型コロナ対策として免疫力アップの鍼治療やお灸をおすすめしております。
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