治療日誌

春のフワフワのぼせ対策!

2022.03.22

暑さ寒さも彼岸まで!ということで、春分の日もすぎて、本格的な春になりました。

ひのうえ鍼灸整骨院、竹村です。

春は暖かくなって、外に出かけたくなる季節なんですが、僕はどうも苦手な季節でもあります。

 

杉やヒノキの花粉も飛びますし、黄砂やPM2.5などで山もかすんでますしね。

花粉症や頭痛、めまいなど、のぼせやほてりからくるフワフワ症状の方が増えます。

特に今年のように寒いところからいきなり暖かくなると、フワフワして一気に自律神経系が乱れます。

 

東洋医学的では春は、草木が芽吹く季節で、万物が生じる時期とされます。

春は「陽気」が強くなり始める時期ですが、まだ充分ではありません。

「陰」が旺盛な冬を超えて、ようやく「陽」が芽生えてきたところなのです。

人の体でもそうで、陽気は外に向かって出ていこうとしますが、発散する力が充分でないと、発散しきれない陽気が体のあちこちに滞ります。

滞った陽気はその部分に熱症状を引き起こします。

春はまた、風が強く吹きます。風はあらゆるものを吹き上げ浮かびあがらせます。

本来、温かいものは上に昇ったり、外に出ていく性質がありますが、体の中では風にあおられた陽気が迷走して、のぼせやほてりなどの熱症状がでてきます。

なので、春はフワフワ陽気との戦いとなるのです。

こののぼせが頭痛やアレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、ノイローゼ、不安神経症などにつながるのです。

また、春は環境の変化などが多いことから、そのストレスが原因でめまいになる方も多くみられます。

これも春ののぼせ症状が強く影響しており、本来なら体中にまんべんなくいきわたる「陽気」が頭のほうにばかり集まるために、頭がくらくらして目が回るようになります。

ストレスが多いと頭に血がのぼった状態なので、このくらくらに拍車をかけてしまうのです。

 

フワフワのぼせ対策としましては、

①辛みのある春野菜をとる

春野菜としては、菜の花、セリ、ふき、セロリ、たけのこ、アスパラガス、新玉ねぎ、うど、ふきのとうなど、陽気の発散を助ける辛みのものをとりましょう。

また、のぼせるときは、酢の物など酸味のものをとることで、体をひきしめ、のぼせを下げます!

 

②肌をさらさないような衣服を

春の風はのぼせ症状を引き起こしますので、なるべく風にはあたらないように長袖を着ましょう。

まだ足元も冷えますので、はだしや短い靴下はさけてください。足が冷えると頭ののぼせにつながります。

③負荷の少ない運動を

適度に運動して汗をかくことは「陽気」を外に発散することにつながります。ウォーキングから始めてみましょう。

体が慣れてくればだんだんとスピードや距離をのばしてみましょう!

歩くことで陽気を下半身に引き下げることにもつながり、のぼせの予防になります。

 

④胃腸を弱らせない暖かい食べ物を

胃腸が弱ると陽気を十分に作ることができずに、発散しきれない少ない陽気が上昇して滞りのぼせます。

まだ冷たいものをとりすぎないようにしましょう!

 

⑤のぼせに効くツボ

足臨泣

僕も治療でよく使うツボですが、足の小指と薬指の根元の股のところです。ここは少々強く押しても大丈夫です。結構痛いところです。

押さえるときは、指をやや薬指側に向けて、骨の際をさぐるようにギュウギュウおさえてください!

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春のフワフワのぼせには鍼灸治療がおすすめです。

ぜひご相談くださいね。

 

 


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