治療日誌

「かくれ脱水」にご用心!

2021.02.09

こんにちは!ひのうえ鍼灸接骨院です。

まだまだ寒さは続きますが、体調を崩されていませんか?

寒さなどで外に出る機会も減り、おうち時間が増えています。家の中に居ても体が冷えてしまい、我が家も暖房が欠かせません。

一日中エアコンを付けると目がシパシパしたり、肌がカサカサに乾燥しますよね。

目薬や保湿剤で潤いを保てますが、身体の中はどうなっているのでしょうか?

実は身体の中も外と同じ様に乾燥しているのです!

 ☆冬のかくれ脱水☆

  • トイレに行く回数が増えるのがツライ。
  • 体が冷えるので水分を取りたくない。
  • マスクをしているので喉が渇かない。

気温が低いと水分補給の回数が減りますよね。

夏よりも発汗で身体から蒸発する水分量は減っていますが、冬は入ってくる水分量が少なくなっています。

そこで!冬に気を付けたい「かくれ脱水」の予防と対策についてお話ししたいと思います。

♦脱水症状♦

人の体は水分60%とミネラルなどで構成されています。

この体液は人の身体を維持する為に非常に重要です。その割合は成人で60%高齢者で50%乳幼児など子供で70%ほどと言われています。

脱水症の重症度は体重の減少率を目安に判断しています。例えば脱水の症状が出ていて、1~2%体重減少が見られる場合には軽度の脱水症になっている事が考えられます。

♦「かくれ脱水」のサイン♦

  • 唇、手先など皮膚がカサカサする。
  • 口の中が粘る。食べ物が飲み込みづらい。
  • めまい、ダルさを感じる。フラっとする。
  • 頭痛がする。

!特に子どもは注意!

赤ちゃんや子どもは大人と比べ体液70~80%と高く新陳代謝も活発です。

たくさんの水分が必要となり体温調整機能も未発達です。

体液の割合バランスが崩れると、食欲が落ち機嫌が悪いといった症状が出やすくなります。

  • 皮膚や唇がカサカサしている。
  • 泣いた時に涙が出ていない。
  • 体調を崩し下痢や嘔吐の症状がある。など

症状をうまく表現出来ないので、保護者がかくれ脱水に注意してあげる必要があります。

子どもの体調変化は急激に進みますので、不安な場合はかかりつけの小児科へ相談してください。

♦冬の感染症♦

冬は感染症やウィルス性腸炎が流行します。

乾燥と低い気温はウィルスが好む環境で、感染力が強まります。

乾燥していると喉や鼻の粘膜が乾燥し、感染に対する防御反応が弱まってしまいます。

ウイルス性の胃腸炎では下痢や嘔吐で体内の水分が奪われるため、脱水症になるおそれがあります。 インフルエンザのような高熱を発する病気では発汗からミネラルを失いやすくなるため、水だけを飲むのではなく、電解質を含む飲料によって水分補給をすることが重要です。

 

♦水分補給♦

喉の渇きはすでに脱水が始まっているサインです!!

普段の水分補給には水や白湯(さゆ)を少量づつこまめに摂るようにしましょう。

利尿作用のある強いカフェイン飲料やアルコールではさらに脱水が進みます。

また、ジュースやスポーツドリンクには糖分や塩分が多く含まれる為、体調に応じて飲み物を選ぶことが大切です。

♦乾燥対策♦

部屋の湿度を上げると乾燥を防ぐことが出来ます。

同時にウィルス対策にもなるので風邪予防にもつながります。

加湿器を使用したり濡れたタオルを室内に干すだけでも湿度を上げれます。

☆まとめ☆

夏と違い気付きにくい冬の「かくれ脱水」。空気の乾燥とともに水分接取不足になります。

  • 30分ごとに一口でも水分補給をする。
  • 寝ている間にも水分量は減るので寝る前と、起きた時に白湯(さゆ)を一杯飲む。
  • 室内の湿度を一定に保つようにする。

水分を補給する習慣を付けて乾燥しない体作りをしていきましょう!

⭐️待合室にウォーターサーバーをご用意しています。

診療前後にぜひご利用下さいね!


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寒暖の差に注意!ぎっくり腰に気をつけて!

2021.02.02

こんにちは!たいが鍼灸整骨院の池田です!2月に入りましたが朝晩はまだまだ冷え込みが強いですね。日差しが出てくると初春の気温のようで過ごしやすい日も増えてきました!そして今日は暦のズレのせいで節分ですね!2月2日に節分になるのは142年ぶりだそうです!その次は4年後だそうですが・・・。それはさておき、寒暖の差が出てくると起こってきやすいのがぎっくり腰!最近、たいが鍼灸整骨院でもぎっくり腰の患者さんが増えてきています!ぎっくり腰になってしまったらどうしたらいいのでしょうか?

ぎっくり腰の原因                                    

   

ぎっくり腰の正式名称は「急性腰痛症」です。欧米では「魔女の一撃」と呼ばれています。「魔女の一撃」とそう例えられるほどの激痛は、重度になるとその場で立てなくなったり寝返りができなくなったりするレベルです。
原因は人によりけりで、骨のゆがみ・腰の筋肉の衰え・過度なスポーツによる筋肉負荷など多岐にわたります。いずれにせよ、腰に異常なストレスがかかっているときに発症します。つまり、若くても運動を十分にしていても、腰に負担が蓄積されるとぎっくり腰になる可能性があるのです。

ぎっくり腰になってしまったら(大切)

痛みの強度にもよりますが動けるうちは近くの整骨院にすぐに行くのがベストでしょう。ぎっくり腰になった日にしっかりと処置しないと痛みの原因である炎症物質がどんどん拡大していってしまい動けなくなってしまいます。もし夜になってしまって整骨院が閉まっている時になってしまった場合は、ご自宅で絶対安静にして患部を氷のうなどで冷やしてください。一般的には腰を痛めてから48時間は炎症物質が出続けるといわれています。この炎症物質は冷やすことである程度抑えられるので、ぎっくり腰の初期段階は患部を冷やすことに徹してください。この時に逆に温めてしまうと炎症物質が広がってしまうという特徴があります。つまり、からだを温める入浴などはぎっくり腰の初期段階では禁忌になります。一般的に筋肉の痛みは温めると和らぐといいますが、それはあくまで慢性的な凝りに対してです。「ダルいなぁ」という痛みの緩和には効果的ですが、ぎっくり腰は凝りではなく急性の炎症なので必ず冷やしましょう。もし家にコルセットがある場合は着用することで腰を圧迫することができ、少し楽になることもあります。痛みがある時はできるだけつけておきましょう。

ぎっくり腰の応急処置

痛みを少しでも抑えたいのであれば「RICE(ライス)処置」という言葉を覚えておきましょう。RICE処置とは、スポーツの現場で起こったけがの損害を最小限にするために施す応急処置のこと。以下のそれぞれの処置の頭文字をとって「RICE」と呼びます。R: Rest(安静) I: Icing(冷却) C: Compresshion(圧迫) E: Elevation(挙上) R・I・Cはこれまでご説明した「安静」「冷却」「コルセットで圧迫」が相当します。ここで新しく登場するE: Elevation(挙上)とは、患部を心臓より高く上げることです。患部を高い位置に持っていくことで、重力で炎症物質をコントロールします。ぎっくり腰の場合は、上記イラストのように足の下に枕や座布団を入れてあげると良いでしょう。

季節の変わり目はぎっくり腰になりやすくなります。温めるより冷やすそしてもしぎっくり腰になってしまったなら是非、ひのうえ鍼灸整骨院、たいが鍼灸整骨院を頼って下さい!お待ちしております。


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