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梅雨の体調不良 耳マッサージで和らげよう!

2021.06.08

皆さんこんにちは。ひのうえ鍼灸整骨の池田です。ゴールデンウィークあたりから雨が多いなぁと思っていたら5月の半ばにはもう梅雨に入っていましたね💦九州の方では床上浸水などの被害も出てきています。ここら辺ではそういう被害は少ないかもしれませんがそうなった時にすぐに動けるように避難準備やハザードマップの確認などをしておいた方がいいかもしれませんね。さて、梅雨に入ると湿気や低気圧から体調不良が出てくる方は多いと思います。そういう時は耳マッサージでセルフケアしてみませんか?

梅雨時期の体調不良は典型的な気象病

気象病とは気圧や温度、湿度の変化の影響を受けて引き起こされる不調や病気のことで、自律神経のバランスが崩れてしまうことも考えられます。気圧が低下し、湿度が高くなり、梅雨冷えと蒸し暑さで気温変化が大きい梅雨時期の体調不良は典型的な気象病と言えます。食欲がない、体がむくむ、めまいがする、ぜん息が悪化する、足や腰の関節が痛む、うつ傾向が現れて塞ぎ込むことが多くなるといった多彩な症状が現れます。

梅雨期に気象病が増える理由

気象病は内耳が大きく関係しています。耳の鼓膜の奥にある内耳は気圧の変化を感じる気圧センサーなのですが、この気圧センサーが敏感に反応しすぎると脳に過剰な情報が伝わり、自律神経が乱れて体にさまざまな変調が起こるのです。自律神経のうち交感神経が活発になると血圧が上がったり痛みを感じ、副交感神経が活発になると眠くなったりだるくなったりします。自律神経の乱れがぜん息の悪化や足腰の関節の痛みにつながることもあります。

気象病を軽減する耳のマッサージ

内耳の血流が悪くなっているので、内耳の血流を良くして自律神経を整え、気象病を予防したり改善する。梅雨どきに心身の不調を感じる人は、『くるくる耳マッサージ』を朝晩に1回ずつ、毎日続けてみてください。この時期は気圧の変化だけでなく、梅雨寒(つゆざむ)と言われる気温の変化もあれば、雨が降ったり止んだりすると湿度も大きく変わります。そうした気象の変化による内耳の不調も『くるくる耳マッサージ』で改善できます。

生活習慣

梅雨の気候の変化で自律神経が乱れやすくなるとご紹介しましたが、自律神経自体の働きを高めるためには、運動がおすすめです。ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を行うことで、血液循環もよくなります。また、良質の睡眠をとるためにも、入浴のタイミングに気を配ってみましょう。人は体温が下がってきたときに眠りに入りやすくなるため、寝る1時間くらい前に入浴を済ませられるとスムーズに眠りにつくことができるようになります。入浴は、シャワーだけで済ませるのではなく、38~40℃のぬるめのお湯にゆったり浸かりましょう。その他にも、早寝早起きや1日3回食事をとるなどの規則正しい生活を送ることも、梅雨の体調不良の予防には大事です。

 

耳マッサージで内耳の血流を良くするのも大切ですが、根本的には生活習慣を正すことが必要だと思います。それでも原因が特定できなかったり不明であったりすることもあります。そんなときは内科もしくはに相談すのがいいでしょう。自律神経に関わる場合は神経内科、メンタル面の影響もある場合は心療内科の受診をすすめられることもあるかもしれません。

 


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